こだわりのアメリカ留学ブログ 号外 あれから３ヶ月・・・、何のために生きるのか、肯定と否定の間で・・・
～このブログを通して伝えたい事～
私、多田克士は、２５歳になる直前に、
｢たった1回の人生。悔いの無いように生きたい！｣
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
｢英語｣という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。
英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして５年前に留学ベンチャーを起業。
｢夢や目標は実現できる！｣ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
｢人には無限の可能性がある｣、ことを一人でも多くの人に伝えたい。
~前回までのあらすじ~
ネブラスカ州のどいなかから始まったアメリカでの挑戦。
そんなアメリカ留学も３年以上が過ぎようとしていた。
コロラド州の2年制コミュニティカレッジを無事卒業し、
その後アリゾナの4年制州立大学へ編入し、１年後に卒業。
そして、今度は、カリフォルニア州にある”プロの通訳・翻訳者”に
なるための大学院へ入学することになってしまった・・・。
２０１１年６月１９日（日） 曇り
前回ブログを書いてから４ヶ月。
まさかあの時にこんなことが起こるなんて
夢にも思ってなかった。。。
そして、あの日から３ヶ月以上が経った。
２０１１年３月１１日（金）午後２時４６分
日本の運命が大きく大きく変わった瞬間。。。
多くの人の運命が大きく変わった瞬間。。。
自分自身の中の何かが大きく変わった瞬間。。。
正直、３ヶ月経った今も、
何を書いていいのかわからない。。。
あの日、あの瞬間、自分は、仙台にいた。
まともにあの大地震を経験した。。。
でもかすり傷一つおってない。。。
幸い、生徒さんたちも全員無事だった。
そのご家族も全員無事だった。
家を流された生徒さんが何人かいた。
原発で避難しているご家族もいらっしゃる。
でも、みんな無事だった。
自分にとってはそれが何よりとしか思えない。。。
あの日から３ヶ月間、
本当に色んなことがあった。。。
でも、自分が置かれてきた状況などは、
震災でいまも苦しんでいる人たちからみたら、
恵まれている以上のなにものでもない。。。
いや、むしろ、この４月以降、
全てがいい方向に進んでいる。
４月から新しいスタッフが本格的に何人か加わった。
逆に３月で何人かが去った。
その新しいスタッフの人たちが４月から本格的に加わってからというもの、
会社として本当にすごくいい方向に行っている。
６年目を迎えた私たちdiBecだが、
ようやく、色んなものが、”見え出してきた”。
ようやく、自分が”イメージしてる組織”に近づいてきている。
それはひとえに、４月から加わってくれた
スタッフのみなさんのおかげだ。
うちに携わっていただいてる生徒さん、親御さん、学校の先生方、
懇意にさせていただいている経営者のみなさんなど、
おそらく周りのみなさんからも、うちがいい方向に進んでいること、
勢いがつき始めてることを感じてもらってるかもしれない。
6期目の決算がおわり、年々、少しづつではあるが成長してきているが、
今期は、今まで以上の成長を、数字的にも残せるんじゃないかと思う。
理由は簡単。
スタッフが本当に良いからだ。
うちを信頼して、うちの生徒さんになってくれてる
生徒さんたちも然り。その親御さんたちも然り。
お付き合いさせていただいてる学校や先生方も然り。
つい金曜にも、本当にいい先生にめぐり合った。
この先生も新しいスタッフの紹介。
全てがいい方向に進んでいる。
本当につくづく、会社は、”人”だと思う。
人が人を呼び、この先もいい人たちが加わり
続ける勢いがある。
ちなみに明日月曜から、
パートの講師の方ではあるが、
また新たに一人、自分好みの、”本物のプロ”が加わる。
教える技術や知識、経験もさることながら、
”人としてのあったかさ””裏表のなさ”を感じる。
その人も、新スタッフからの紹介の人。
うちの生徒さんたちにとっても、
きっとプラスになる方だと思う。
こんなにいい人たちに恵まれているdiBec。
本当に幸せなことだと思う。
だから、絶対にさらにもっと精進していきたい。
そのためにも、自分自身がもっともっと
成長しなくてはあかん。だから、どんどんどんどん
前に進んで行きたい。
と、現在の状況を肯定的に思う反面。。。
自分は被災者の方々のために、
何一つ力になれてない。。。
という、無力感、に日々苛まれる。。。
こんなことしててええんか、と
自分の全てを否定してしまいそうになる。。。
あの日のできごとが、
本当に”夢の中の出来事”
だったんじゃないかという
錯覚におちいる。。。
現実と非現実のはざまで、
すごく、”ふわふわした感覚”で
毎日を過ごしている。。。
足元が浮いてる感じというか。。。
”おれ、本当に生きてるんかな”
って時々思うくらいに、
”夢の中を彷徨っている”感じや。。。
なんの被害も受けてない自分がそう感じるんやから、
被災者の方々の肉体的、精神的苦痛は、
想像を絶するものや。。。
いや、おれなんかより、
むしろ、もっと、”非現実感”が強いんやないやろうか。。。
そう簡単に受け入れられないと思う。。。
だから、本当にわからん。。。
自分が何をしたらええのか。。。
”被災した人たちにとって、自分がどうすれば、
一番力になれたことになるのか。。。”
自分がこの仕事をしている意味。
自分がこの会社を作った意味。
自分が留学した意味。
自分が生まれてきた意味。
全てが、ここにつながっているような
気がしてならない。。。
こんなこと書いてても、
ちっとも答えが見つからない。。。
もちろん寄付もした。
被災地にも足を運んだ。
これからもそれは続けて行く。
でも、それじゃない。。。
自分がやってる仕事はもちろん
日々続けなくてはならない。。。
スタッフに対する責任がある。
生徒さんたちに対する責任がある。
親御さんたちに対する責任がある。
自分が今精一杯できることは
それしかない。。。
でも、この責任を果たすこと、diBecとして引き続きがんばっていくこと、
日々自分ができる事を精一杯やっていくことが、
果たして、あの出来事が残した負の遺産からの前進に対して、
何かつながってくんやろうか。。。
それとも、それとこれとは全く別物で、
うちだからできること、うちがもっと
やんないとあかんことがあるんやろうか。。。
すごーく、わからん。。。
映像を見るたびに本当に思う。
”元通りにしたい” と。。。
でも、その術が見えん。。。
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７月 ３日（日）
７月 ９日
（土）
７月１０日（日）
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（土） 仙台オフィスAERビル８階
６月２６日（日）
７月 ９日（土）
７月１０日（日）
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