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こだわりのアメリカ留学ブログ ~いきなり寮から追い出された!②~

 
~このブログを通して伝えたい事~
私、 多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。

英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。

~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、 無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。



<1993年8月中ごろ>

「秋学期が始まるまで住める寮はないですから」

ないですから

ないですから

ないですから。。。


と、ハウジングのおばはんに言われた
その言葉が耳から離れなかった。

うー。。。
What Should I do?

2週間だけ、どこか住めるところはないか、と、
それからもハウジングオフィスにかけあった。
2週間だけどこか住めるアパートかホームステイか、
とにかく、どこでもええので、「住むところ」、はないのかと。

答えは、もちろん・・・・。
うー。。。
困った。。。

で、とりあえず、アメリカのどの大学にもある、
留学生をお世話するオフィスである、
International Students Officeに行って事情を
話してみた。

そこのスタッフいわく、
"We don't handle the housing and there is not much we can do about it..."
(住まいのことはここではやってないので、あまり力にはなれないですね。。。)

うー。。。

八方ふさがりとはこのことやなあ~、って思ってた。

アメリカの大学寮はこうやって
夏や冬の休みの間閉まってしまう場合が多いので、
本当に気をつけんとあかんです。
ただ、こうやって、全部の寮が閉まってしまうことは
ほとんど稀ですけど。。。

そんな、切羽詰った状況で、
「まあ、お金ちょっとかかるけど、最悪近くのモーテルに
2週間泊まるしかないなあ~。。。とほほ。。。」

と、半ば諦めてた時、
「捨てる神あれば、拾う神あり」、の
拾ってくれるほうの神が現れた。

サドンリー突然に(ルーふうに)。

ほんまに寮をでんとあかん2日前、
寮の部屋に1本の電話がかかってきた。

"Hi, is this Katsushi Tada? Hi, my name is Barry and I have been
referred to you by the International Students Office. You are looking
for a place to stay, right? We have a space that you can stay for free
if you want to and are helping students volunteerly."
(バリーというものですけど。International Student Officeから連絡が
あって、住むとこを探してると?家にただで使っていい場所が
あるから、よかったらどうですか?学生をボランティアで助けてるので。)

みたいなことを電話で言われた。

サドンリー突然に(ルーふうに)。それはもうええって。

今でも覚えてるけど、電話もらったときは、
正直何が起こってるんかよくわかってなくて、
ものすごーく、半信半疑やった。

半信半疑、っていうより、無信全擬、やった。

ただで住ませてくれる?
ボランティアでやってる?
このバリーさんって何物?

と、懐疑的に、でも背に腹は代えられんと
思い、明後日には出んとあかんし、
とりあえず会いにいこ、と思い、
バリーさんの家まで車で早速行って、様子を
見に行った。

バリーさんの家は、おれが行ってたNAUの
キャンパスから車で10分ほど行った、
林の中、というか周りを木で囲まれた、
大自然の中に立っていた。

車で行ったら、バリーさんが家の前で立って待っててくれた。

年は40過ぎくらいかなあ。
細身で180センチくらいある、ひょろっとした男の人。
めがねかけてて、ものすごく、温和な優しい感じの人やった。

"Hi, nice meeting you. I'm Barry."
"Hi, I'm Katsushi. Thank you for your call"

みたいな挨拶を簡単にして、
家の中に入っていった。

犬がいた。名前忘れた。

ガレージから家に入っていって、
キッチンを通って、リビングに
通された。

アメリカらしい大きい家やった。

バリーさんいわく、

"This is our house. Welcome. You can use this living room to sleep.
We can move this table after the differ and you can just sleep in here."
(ようこそ。このリビング使っていいよ。夕食のあとテーブル
どかせるから、そこに寝ていいよ。)

とのこと。

ようは、リビングで、ざこねになるけど、それでもよかったら
寮に入れるまでいてええよ、ってことやった。

寝袋みたいなものを貸してあげるから、普通に寝れるよ、
とも言ってくれた。

いやあ~、はっきり言って、ほんまに、ええ人やった。
「お助けバリーさん」。
後にも先にも、もしかしたら、アメリカでの7年の滞在中で
一番の親切な人やったかも。

今度は、逆に、ものすごく申し訳なく思いながら、
ものすごく遠慮しながら、
"Are you sure you don't mind my staying here for two weeks?"
(ほんまにおれがここに2週間滞在してもええんですか?)

と聞くと、

"No, problem. My pleasure."
(もちろん。どう致しまして。)

と、バリーさん。

2週間の住みかがこれで決まった!

ものすごいええ人にあったなあ、って
感慨深く帰ろうとしてる時に、

バリーさんがもう一言。

"Oh, one more thing. There will be 3 more students staying here like you."

わかりますかね?

あと3人来るって。

へ?
あと3人?(思わず二度見ですわ。)
ここに?
リビングに?
ざこね?

自分で言うのもなんやけど、

ほんまに色んなおもろい&考えられん(!)
ような経験をアメリカでしてきた。

これもその一つ。

ということで、ここに、お助けバリーさんちで、

国籍がばらばらの4人が集まった、

「世にも奇妙なおもしろ合宿生活!」

が始まった。

続きはまた明日。

To Be Continued・・・・・。


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2007年8月14日(火)のうれし事

ものごとをやり遂げるには、
なみなみならぬ覚悟と努力と
信じ続ける強烈な信念がいると思う。

自分にはあるか?

うーん、まだまだやなあ~、といつも思う。。。

だから、がんばる。

何となく自分が「大事」にしてるものを
勝ち取る(?)守る(?)到達する(?)
ために。

昨日より今日。今日より明日。明日より明後日。

すこしづつ進んでいければええ。
色んな人の役に立つために。

今日はここまで。

コメント

いつもブログ拝見してます。
おもしろく書かれていて、
海外を新鮮に感じています。
息子が留学を希望してまして、
いろいろ検討中です。
またコメントさせてもらいます。

りゅうがくさん、
コメントありがとうございます。
少しでも海外を身近に感じて
もらえるとうれしいです。
息子さんの留学の件で何か
できることがありましたら、
ぜひご連絡ください。

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