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2006年12月30日

アメリカ短大留学で一番良かったこと

アメリカのコミュニティカレッジに通っていた2年間で一番良かったこと。
それは、ひょんなことからベビーシッターをすることになり、
7歳の男の子と内科医のシングルマザーの家でホームステイしてた
1年間を過ごせたことですね。

短大に通い始めてちょうど1年くらい経ち、あと1年で卒業という時くらいの
春に、たまたま大学で見つけた「ベビーシッター求む」の掲示板を見て、
7歳のZackary(通称ザック)と、開業医のJanet(ジャネット)の二人暮らしの
家に、住み込みでザックのベビーシッターをすることになったんです。
で、ベビーシッターをする変わりに、なんと「家賃ただ!!!」で
住まわせてもらうことになったんです。

ジャネットは仕事が忙しいので、週に2回ほど遅く帰ってくることがあるから、
その日だけ、ベビーシッターをして欲しい、という条件だったんですよね。
でもそれ以外の時間は、基本的に自由だったので、ベビーシッターといっても
四六時中拘束されたわけではなく、しかも家賃がただだったので、貧乏学生
だったおれとしてはかなり助かった1年でした。

でも、そんな経済的な理由というより、まだ英語もあんまりできなかった
変な日本人が、それでもアメリカ人の7歳の子と毎日交流しながら、
かなり仲良くなって、ちっちゃい弟みたいな感じになって、毎日近所の
子供もうちに遊びにきて、みんなで裏庭でバスケットやったり、野球やったり、
サッカーやったりして、ほんまに楽しく1年過ごせたっていうのが、
それまでホームステイではあんまり良い事がなかったおれとしては、
かなり嬉しかったっすね。ジャネットもいい人で、頭がほんまによくて、
あの頃もっと英語話せてたらもっと色んな話しでけたんになあ、って今考えると
ほんまになんか悔しい感じもあるけど、それでも、色々話ししたり、
お世話になったりで、ほんまにええ1年でしたね。

あと、アメリカ人の子供がどういう風に育てられるのか、アメリカ人の子供が
どういう風な考え方を持ってるのか、どういう風に他の子供や周りの
大人と接するのか、外国人に対してどういう意識を持つのか、あるいは
一緒に時間を過ごすことでその意識がどう変わっていくのか、などなど、
その時の自分の住環境はまさに、アメリカの中流階級の白人の町の
一部にいたので、かなり興味深い環境ではあったし、色んなこと学んだ
1年でした。何でアメリカ人って一般的に、「自分が一番」って思うのかの
片鱗を少し見た気がしました。

また、語学を本気でやるには、子供と会話する、っていうのが一番効果的な方法の
一つだと思う。もちろんそういう意識でザックや近所の子供たちと接していたわけ
じゃなかったけど、結果的に結構英語の勉強にはなったかなと思う。
ただ、最初はやっぱり、周りの子供たちはどうしておれが英語をうまく話せないの
かをうまく理解できなかったので、その辺でたまにいやな思いしたことはあったけど、
それも大した問題じゃないので、ほんまにええ時間を彼らと過ごすことができました。
あれからもう10年以上経ってるから、ザックも20歳くらいちゃうかなあ、今。
へえええええええ・・・・・・。どうしてるんやろう今頃。。。おれが引越しばっか
してたから結局途中で連絡も取れんようになってしまって、ほんまに
もったいないなあ・・・・。大学生かなあ、ザック。うーん、想像でけん・・・。

コロラドのその2年制の短大を卒業したあと、別の州の4年制大学に編入
することになったので、結局そこにいたのは1年だけで、また引越しすることに
なったんですけど、おれがその家を出て行くときは、ほんまにザック号泣
でしたね。おれも、ほんまに泣きそうで、でも泣き出したら止まらん思って、
必死にがまんして、ぎゅーってハグして、さっさと車乗り込んで、後ろ振り返らんと
車走らせたのを覚えてます。

あれから10年以上・・・・。

きっとあいつは頭もよかったから、ええ男になってると思う。
いや、なっててほしい。
おれがこういう仕事してるから、いつかどっかの大学ででも、
ばったり会って、二人でバーにでも飲みに行きたいなあー。

そんなことを考えながら今日はおわりにします。
次ぎの更新でいよいよ短大も卒業します。
その後は、一旦アメリカ話はお休みして、来年1月からは、
diBec社長の奮闘ブログ、にしようと思います。

あと今年も明日1日!!!

To Be Continued・・・・・。

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2006年12月22日~12月30日のうれし事

① 経済産業局が運営してる、「トウホクビジネスマッチング in 東証アローズ」
という、会社経営者と投資家やビジネスパートナーを探している企業や個人との
マッチング大会に来年2月に出ることになった。書類を出したら受かってしまい、
まだその中身もちゃんと理解しておらず、これから少しづつその準備に入るん
ですけど、また何か新しい出会いがあるんかもなあ、っていうわくわく感がある。
がんばろ。

② 来年2月に出場するドリームゲートの東北大会の準備のための打ち合わせが
先週あったんやけど、そこで会ったコンサルの板垣さんって方は、熱かったなあ。
かなり色々細かい指摘を受けたんですけど、ええ人とまた出会えたなあ、って
感じです。仙台にもああいうコンサルの人がいてるんやあ、ってちょっと感心した。
今後もええお付き合いができればいいです。

③ 来年用の手帳を買いました。ちょっと遅いけど。。。
結構気に入ってるので、今から色々書くのが楽しみ。
うちのカンパニーカラーの緑が入ってるとこがええ。
今から来年の目標かこ。

④ この間の情熱大陸にWFPで活躍されてる日本人の方が出てて、
大変興味深かった。仕事の大変さや、その大変な仕事をこなして
らっしゃる毎日の過酷さもさることながら、一番印象に残ったのは、
「充実した生き方してる人の顔」をしてたこと。ほんまにええ顔して
はりました。ちょっと前に見た左官屋さんの人もほんまにええ顔してたなあ。
いつかうちの会社も出れるように、ええ顔して仕事したい!

⑤ この間いつもお世話になってるグランスポールの会長さんから
電話をいただき、例のごとくおいしいお酒が入ったからというお誘いを
いただき、おいしく&楽しく飲ませてもらった。メンバーは結構いつもの
メンバーって感じで、その会長さんとはビジネスの話しもそうやけど、
政治的な話しができるところが楽しい。おれも会長も役人大っきらい
なので、その辺の話しが気持ちがええ。今後ともほんまによろしくです。

こんな感じです。
この間diBec最初の忘年会をやった。今年お世話になった人が
いっぱい来てくれた。ほんまにありがたい。その時来てくれた人の
ほとんどが今年知り合った人達で、ほんまにそういった意味では
色んな人と知り合えて、お世話になった年やったなあってつくづく
思った。みなさん来年もよろしくお願いします。

早いもので2006年もあと明日1日。
思えば今年はほんまに色んなことがあった。
そして、もしかしたら、今までで一番楽しい年やったかも。
来年はそれを超します。
そして再来年は来年を超します。
そうやってずーっとどんどんどんどんええ生き方していきたいと思う。
来年はどんな出会いがあって、どんな困難があって、それをどうやって
乗り越えていって、どんな年末を過ごしてるんやろう。
今からちょー楽しみです。

こんな感じです。

2006年12月22日

英語とスペイン語とフランス語②

2つ目の言語を覚えると、3つ目、4つ目は段々簡単になる、
というような、何の根拠もないような事がたまに言われますけど、
言語学的に言うと、これは半分当たってて、半分間違ってます。

習得している言語とこれから習得しようとする言語が、同じ語族や
語派というに、系統が同じであれば似てて当然であり、学習もしやすい。
ただ、全く違う語族の言語を習おうと思うと、お互いに類似点がほとんど
ないから、学習するのは大変です。英語とドイツ語は似てるが、
英語と日本語は全く違う、といったように。

そういった意味では、同じインド・ヨーロッパ語族の同じイタリック語派に
属するスペイン語とフランス語は、ほんっっっっっっっっっっっっっっっと
に似てる!!! この同じ語派に属すのはポルトガル語やイタリア語なので、
ポルトガル語が母国語であるブラジル人のロナウドが話すポルトガル語と、
スペイン語が母国語であるスペイン人のラウルが話すスペイン語は
ほんとに似てる、ように聞こえる。
語彙、文法、動詞の活用の仕方、などなど何から何まで似てる。
違っているのは発音だけ、って感じでした。
ほんまに言語に関して無知だったおれは、クラスを履修する前は
もちろんそんな事を知っているはずもなく、2ついっぺんに同時に受けて、
「95へぇー」くらいのへぇーでびっくりしてましたね。
スペイン語を取っていた時のクラスにフランス人がいて、彼にとっては
スペイン語はちょー楽勝。
フランス語のクラスにはメキシコ人の女の子がいて、彼女にとっては
フランス語は楽勝でした。

これに加えて、もちろん英語も語源はインド・ヨーロッパ語族なので、
語派はゲルマン語派なのでちょっと違いますけど、文法等は似てるので、
ベースは英語の文法で、そこにスペイン語なりフランス語の
言葉を乗っけてってるって感じだったんで、それほど難しさは感じませんでした。

この時期にスペイン語に出会ったことが、その数年後に実際に
スペインに住むことにつながっていくとは、まさか自分では夢にも
その時は思ってませんでしたけど・・・。

たった1回の人生なので、ほんとに何でも貪欲に学んでほしいなあ、
ってつくづく思います。
まだまだ自分が知らないことがいっぱいあって、これからもっともっと
色んなことに出会っていくわけなので、結構今から楽しみですね。
今度は何に自分が興味を示すのか。

こんな感じです。

To Be Continued・・・・・。

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2006年12月16日~12月21日までのうれし事

① 今地元の県立大学でビジネス関連の授業を聴講させてもらってるんですけど、
そこで今週に30分間その学生達の前でちょっとした講義をさせてもらった。
講義っていっても全然講義になってなくて、要は今までの自分の経歴とか経験を
話しただけなんですけど。ただ、そういう機会を与えて頂いたその先生には
感謝したいなと思います。学生さんたちには自分の拙い話しはほとんど何の役にも
立たんかったやろうから、それは申し訳ないなあって思うんですけど・・・。
でも、そこの学生さんたち、ほんまにちょーまじめっていうか、純粋な感じを受ける。
これから将来まだまだ色んなことができるから、みんながんばってほしいと思った。

② 先週、今週と忘年会的な飲み会が続いてますね。忘年会っていうより、
少人数で集まって、今年もお世話になりました、これからもよろしく、てきな
飲み会ですけど。でも、こうやって、色んな形で知り合った色んな人達と
飲み会できるっていうのはほんまにうれしいですね。来年ももっともっと
色んな人達と交流を、ながーく続く交流を深めていきたいと強くおもってますー。

③ お世話になってる社長さんの一人とちょっと仕事がらみのお話しをさせて
頂く機会があって、その社長さんのオフィスの社長室で、色々お話しさせて
もらった。すごーくお忙しい社長さんなのに2時間も時間とってくれて、色々
話しを聞いてくれ、そして色んなアドバイスをもらった。ほんっっっとに貴重な
2時間でしたあ!!!!ほんとにありがとうございます。

④ うれし事に書くべきことではないが、先日お亡くなりになった齊藤茂太先生
の本を読んでいる。すごく面白い。力が入ってないというか、等身大というか、
それでいて、強い芯を感じる。それは先生の優しいお人柄からくるものなんやと思う。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

こんな感じですね。

来週はうちの第1回目の忘年会。ちょっと楽しみ。
でも、今年飲み会あと何回あるんやろ・・・。
亀田が昨日勝った。正直微妙な感じ。1回負けた方がええんやろなと思ってるから。
でも昨日ちょっと思ったんは、態度はでかいけど、自分のボクシングにはすごく
謙虚やと思う。多分一生満足せんタイプやと思う。だからずーっと強くなってくんやと
思う。すぐに満足するやつは絶対に伸びないから。
と、こんなことを書いたあとに書くことちゃうかもしれんけど、この間
知り合いに、「人を評価することはよくない」と言われた。クリスチャンの人らしい
言葉やと思った。かなり気を付けたいことやと思う。

新しい年の幕開けまであと10日。
カウントダウンが始まった。
あと10日、がんばろう!!!!!!!!






 







 

2006年12月16日

英語とスペイン語とフランス語①

2年間のコミュニテイィカレッジ生活で本当に色んなことを学んだ。
初めての大学生活なので、一般教養課程の色んなクラスを取りました。
・・・もちろんイングリッシュで。
アメリカの政治、アメリカの歴史、数学、生物、コンピュータ、etc
ほんまに色んなクラスをとりましたねえー。
どのクラスも勉強になりましたけど、一番の出会いは、
"Spanish"でしたね。スペイン語です。

スペイン語を取り始めたのは、コミュニティカレッジに通い始めた
2学期目から。9月の秋学期から通いはじめて次の学期。

英語もまだほとんどできてなかったのに、どうしてスペイン語の
クラスを取ろうと思ったのかはまったく覚えてないんですけど。
しいていえば、その頃ホームステイしてたホストファミリーに
おれと同じくらいの年の女の子がいて、その彼氏が英語と
スペイン語のバイリンガルで、たまに彼氏がスペイン語話すの
聞いてて、「かっこええなあ~」って思ったからかなあ。

とにかくスペイン語の授業をとることになりました。

英語もできないのに、大丈夫なんやろかなあ・・・。
と、半信半疑で授業に通い始めたことを覚えてます。
もちろん授業は英語でやるので、その英語自体が
わかんないことも本当にしょっちゅうで、スペイン語っていうより、
授業の英語に苦労してましたね。
ただ、そのスペイン語の授業の先生って、
ボリビア生まれのものすごく気の良いやさしいおばちゃんだったので、
授業はリラックスして受けることはできたんですけどね。
その先生も、アメリカに長いこといるわりには、そんなに英語が
うまいってわけじゃなかったんで、何となくおれに親近感もってくれてた
ようで、それからその先生とも仲良くなって、色々とお世話になりました。

で、その肝心のスペイン語なんですけど・・・。

これが、また、予想以上に面白い!!!

文法が英語に似てる部分が多いから、とっつき易かったっていうのも
面白く感じた大きな理由ではあったけど、
一番大きな理由は、「日本語と母音が全く同じだから」ってことです。
本当に発音が日本人にはしやすい。だから言葉も覚えやすいし、
書いてあるとおりに発音すればええから、ほぼ間違いなく通じる。
英語の発音で苦しんでたその頃のおれにとって、通じることが
うれしかったですね。

日本人の人にはもっとスペイン語を勧めたいですねえ。
とにかく発音がしやすいからね。
最近はサッカー関係でスペイン語圏の情報がたくさん入ってくるから、
なおさらそう思う。昨日もトヨタカップでバルサの試合やってたし。

で、実は、そのおんなじ学期に、ナンとフランス語も始めてたんやよねえ。
ホストファミリーからは、スペイン語とフランス語一緒に取り始める、って
いったら、”Are you nuts?”(おまえ頭おかしいんか?)って半分呆れられてたの
を覚えてます。

そんなこんなで、英語ができない中途半端な金沢出身の日本人が、
いきなり、スペイン語とフランス語を同時進行で勉強することになりました。

アメリカへ来てまだ10ヶ月とちょっとで。

この先どうなるんやろう・・・って、
感じで、今日はこんなところで。

To Be Continued・・・・・・。

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2006年11月28日(火)~12月15日(金)のうれし事

①今年もあと2週間になってしまった。細木数子によると、天王星人プラスの
おれは今年は「達成の年」らしく、何を達成したんやろう、って最近色々
考える。もちろん起業したこともあるんやけど、起業は単なる、ほんの単なる
第一歩にすぎんので、達成、っていうものじゃないし。やっぱ色々考えた上で
何を達成したかというと、「色んな人に会って、色々お世話になって、すごく感謝してる」
っていう気持ちを強く持ってることかなあ、みたいな。
まだ残り2週間今年はあるから、まだまだ、何かを達成したい。

②来年2月のドリームゲートの東北大会に出ることになった。
今年の2月に出たときも、それがきっかけで色んな人とお付き合いさせて
頂いてるんで、来年もそういう出会いがあればなあ、って感じです。

③ちょっと良いものをみた。高校生の応援をしてるうちにとって、本当に
いいものをみた。地元の県立高校の卒業展、ってやつです。
美術科のあるその高校の卒業生の卒業展。ちょー偶然みることができたんやけど、
かなり感動した。すごかった。特に絵がよかった。力と若さと勢いと純粋さと、で
その中に迷いもあって、そういうものがいっぱい入り混じって一つの作品になって、
だからものすごいパワーを感じた。
やりたい事を見つけてもらいたい、というのが我社の理念なわけですけど、
少なくとも、あの高校の生徒たちには、打ちこめるものを持っている、という
力を感じた。がんばってほしい!

んな感じですかね。
松坂がRソックス入りがやっと決まった。6年71億、61億?すごいなあ。
まじでがんばってほしい。でも、ヒデキのヤンキースに来年はWSを勝って
もらわんと。
教育基本法改正案が可決された。国会で成立するのはまず間違いない。
骨子を読んだけど、うーん、ほんまにわかりにくい・・・。相変わらず・・・。
TMの経費について大きく騒がれてる。ほんまに日本の政治家は・・・。
誰か一掃してくれんかなー。
明日は今月何回目(?)の忘年会。
そろそろ今日は寝ましょうー。

Good Night です!