« アメリカの語学学校① | メイン | アメリカの語学学校③ »

アメリカの語学学校②

アメリカの語学学校へ入学した。
といっても、既述したように、
日本人の男9人+韓国人の女の子1人=自分が最初に入ったクラス、
という、自分がまったく予想していない状況になってしまった。
しかも、ルームメートはシリア人だったので、本当にアメリカ人と
接する機会は、はっきりいって最初はほとんどなかった。
今思い出しても、ほんまにつらい状況やったなあ・・・。

日本人がアメリカやあるいは海外へ留学するさい、
「アメリカへ行けば、周りがみんなアメリカ人で、英語漬けの
環境になる」と考えがちだが、現実は全然違う場合がおおい。
特に語学学校へ留学する人には本当に気をつけてほしい。
はっきりいって、海外で英語を学ぼうとしても、日本人が
本当にどこへいってもたくさんいる。これは不可避な事実で、
これをちゃんと認識した上で留学してほしい。自分のような、
留学希望者を送る側の立場の人間も、現地の情報を、できるだけ
正確に伝える必要がある。

自分のアメリカ滞在経験から言うと、英語を学ぶさい、特に最初の2年
ほどの間、何が一番難しいかったかというと、
「四六時中英語を使った会話ができる環境に自分を置く」
ということでした。語学の上達の難しいところは、 相手が必要である
ということだと思います。しょっちゅう、英語で会話ができる相手を
見つけることが、最初の2年ほど中々できなかったです。英語ができないので、
中々アメリカ人の友達ができませんでしたねえ。(まあ、これは英語の問題というより、
アメリカ行ったころの自分の性格的なものも大きく起因してると思いますけどね。)

あと、日本人がよく勘違いしがちなのが、英語学校にしばらく行っていれば、
英語がかなりうまくなれる、ということです。これは、かなり事実と反しますね。
まあ、日常会話程度は、ほんの多少ですけどできるようにはなると思いますけど、
本当に語学力を本格的に仕事に活かしたい、という希望がある人には、
本人が思っているほどの語学力、あるいは企業が求めるだけの語学力は
なかなかつかないと思ったほうがいいと思います。ですので、語学留学した人が
その後、ちゃんと就職できない人が多い理由という一つがここにあると思います。
ワーキングホリデーで身につく英語力も、おんなじようなものですね。
うちが、OLや社会人相手の単なる安易な語学留学や、ワーキングホリデーを
一切扱わず、大学・大学院留学にこだわっているのはこの理由からです。

まあ、ですので、留学当初からこういう状況だったんで、語学学校行った初日から、
とにかくここにいては、まじでまずい、という思いで、ここからの脱出を
ずーっと考えてました。

さてさてどうなることやら・・・。

To Be Continued・・・・。

********************************************************************
5月8日~5月14日までの間のうれし事
ちょっとワープ。8日に、ちょーひさびさに、
宮城県の産業振興機構が実施している
実践経営塾に、県の担当者からの依頼で、
参加した。これは、事業について、10人ほどの
経営の専門家のこわい先生方(?でもいい先生方です)に、
無料で2時間という長時間(!)アドバイスをしてもらえるというものです。
設立して3ヶ月ほど経ったので、その現状報告と、今後について
アドバイスをもらいに行きました~。まあ、前にもちょっと
書いたことあるけど、忌憚なく厳しいこと言ってくれる人が
周りにいる、っていうことは本当に大事なことやと思うので、
感謝したい。でも、神田昌典さんも言ってるけど、
「単なる批判は絶対に受け入れる必要がない」って。おれもそう思う。
自分がちゃんとした考え方を持っていれば、全く違うことを言われて、
自分がどうしても納得できないことは、全く聞く必要が無いと思う。
これからもそんな感じでいこうと思う。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)