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2006年06月25日

アメリカ最初の親切③

"How are you?"
って言われて、振り返ったら、牧師さんが立ってたんですよね。
ニコニコしながら。
(ああいう聖職についてる人っていうのは、
誰でもwelcomeっていうのが表情からすぐに
伝わりますね。それがすごいなあ、って思いました。)

それで、カタコトの英語で説明を始めたんですよね。

"Uh, my name is Katsushi Tada. I am from Japan. I am looking
for an American host family."

みたいなことを詰まりながら何とかかんとか伝えたと思います。
これまで1ヶ月くらいの状況とか、クラスは10人中9人日本人とか、
英語を話す機会が思ってたほどないので、アメリカ人の家に
住みたい、みたいなことを。
その頃の自分の英語は本当にひどかったと思いますけど、
(今もそんなに変わってるわけじゃないんですけど・・・。)
色々忍耐強く聞いてくれて、何となく事情はわかってもらえました。

その日以来、この牧師さんには本当にお世話になり始めました。
とりあえず、来週また教会に来てくださいって言われて、それから
色々面倒みてもらいましたね。本当にすごくよく面倒みてもらいました。

この牧師さん、名前はMer (メア)さんって言って、フィリピンの人でした。
年はいくつくらいやったんかなあ。50前後くらいだったと思います。
奥さんと、中学生かな(?)くらいの男の兄弟の、4人で暮らしてました。
男の子は、上がSteveで、下がSummy、やったと思う。奥さんの名前が
思い出せない。。。何か英語のきれいな名前やったような気がする。
兄弟は、二人ともアメリカで生まれたから、英語が母国語でしたね。
フィリピンやから、母国語はカタログ語やと思うんやけど、
それは話せたんかなあ。。。Merと奥さんは、フィリピンなまりの
英語でしたね。

それからというもの、しょっちゅうMerの家に呼ばれて、夜ご飯
ごちそうになってました。奥さん、日本人のおれにきーつかって、
何か日本食っぽいのいつも作ってくれてましたね。ライスに
ラーメンとか。色々。こういう気遣いしてもらってたのに、ちゃんと
英語が話せんから、すっごく感謝してた気持ちがどこまで通じてたのか、
すっごくもどかしかったです。感謝してます、とはいつも言うんやけど、
それ以上何にも言えんというか。ボキャブラリーがないので、
いつも同じようなことしか言えずに、申し訳ないなあ、って思ってましたね。

それからMerも、色々アメリカ人のファミリー探すの力になってくれて、
色々声はかけてくれてたんやと思います。でも、中々やっぱり
見つからなかったんですよねえ。。。

ま、そんな事はともかく、本当にMerさん一家にはお世話になりました。
本当に親切な人達でしたねえ。アメリカで最初に触れた大きな
あったかさでした。かなり時間が経ってますけど、この場を借りて、
改めてお礼を言いたいと思います。
"Thank you very much for your hospitality and kind supports that you gave me.
Really really appreciated !!!"

To Be Continued・・・・・

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2006年6月12日~6月25日までのうれし事

今回はご報告がいっぱい。

まず、なんと我がdiBecに、生徒さんが入会してくれました!!!
しかも3人。という事で、現在は3人の生徒さんの
全力サポートに奮闘中です。英語も教えてます。
みんな、がんばってほしいなあ、ってまじで思います。
絶対英語好きになって、うまくなってほしいなあってかなり
思ってます。本当にがんばりましょう!

そして、なんと我がdiBecが、某国営TV局に番組出演して
しまいました。地元の番組の中の10分くらいの特集かな。
まあ、アメリカ留学事業の紹介っていうより、行政をうまく活用
しての起業家っていうことでの紹介なんですけどね。なので、
みやぎ産業振興機構のプロジェクトマネージャーの方々には
大変お世話になってしまいました。本当にありがたいです!

昨日24日に、そのみやぎ産業振興機構の起業育成塾の
大交流会&機構の理事の方の送別会がありました。
いつもお世話になってるマネージャーの方々とか講師の先生とか
あと、顔見知りの起業家仲間といっぱい会えて、かなり
楽しかったですね。ただ、翌日ちょっとした試験があったんで、
2次会以降は参加できず。ちょー残念。
理事、本当にお疲れ様でした。

そして、今日6月25日に、CDA(キャリア・ディベロプメント・
アドバイザー)の筆記試験を受けてきましたあ。
ここ最近その勉強でなかなかブログに行き着かずだったのですが、
(まあ、言い訳ですけど・・・)ようやく終わりました。
結果は・・・・・・。まじ、難しい!!!ふぅ・・・・、って感じです。

まあ、とりあえずCDAの筆記が終わったんで、
明日からまた、気合い入れなおしてがんばります。

いつも読んでくれているみなさん、そして、いつもコメントくれてるみなさん、
遅れて本当に申し訳ないです。今後ともよろしくです!

2006年06月11日

アメリカ最初の親切②

というわけで、それからすぐの日曜日、生まれて初めての「教会」デビュー
となりました。

学校の近くの教会(何派のどういう系統の教会かもわからず・・・)へ行ってみた。
厳かな雰囲気の大きな建物の中へ、わけもわからずに入っていった。
こんな小さい町に、こんないっぱい人がいたんやあ、って思うくらいに、
なんかいっぱい人がいた。ほとんどが白人さんで、牧師さんの話をまじめな
顔つきで聞いているわけですね。で、もちろん、アジア人はおれ一人。
入っていった瞬間から、「何かへんなのが来たぞ」てきな、何となく
周りの視線を感じながら、一番後ろの机の席に、きょろきょろしながら
座りました。「これが、教会かあ・・・」っていう感じで、本当にわけも
わからずにとりあえずそこに座ってました。

自分はその頃、アメリカに住んでいる人は、みんなキリスト教徒で、
みんな信心深く真剣に教会に来ていると思っていたので、
何の宗教心もなく、ただなんとなくホームステイ先を見つけるきっかけに
なれば、というよこしまな考えで来てしまったので、ちょっとした罪悪感を
感じながら座ってました。「怒られたらどうしようかなあ・・・」みたいな。

で、牧師さんの話しがおわって(もちろん、何を言っているのかさっぱり
理解できずに)、賛美歌とかを歌い始めたわけですけど、
賛美歌が書いてある冊子みたいなのがどこからともなく回ってきて、
とりあえず歌っているふりだけしてました。もちろん、歌の内容も
まったくわからずじまいで。

他にも何か色々やったと思うんですけど、あまり覚えてもおらず、
かれこれ2時間ほどいたのかなあ。全ての儀式が終了して、
まあ、みんな帰り始めたわけです。これが、自分の教会デビュー
だったわけですけど、正直何が起こっているのかはほとんど
わからなかったですけど、「神聖な場所」やなあ、っていうのが
率直な感想でしたね。自分が今まで足を踏み入れたことのある
どの場所とも違う、異質な空間、でしたね。自分は今でも
特に宗教心を持っているわけではないですし、特定の宗教に
関心があるわけでもまったくなく、神の存在というものをどちらかと
言うと信じていない方ですし、宗教を心の拠り所にするという考え方の
人には絶対に賛成できないですけど、常に誰かに感謝する気持ちを
持っている、という事は、かなり大事なことだとは思う。
キリスト教の場合それがイエスキリストになるわけですけど。

ただ、アメリカ人がよくインタビューとかで(例えばアカデミー賞とかグラミーとか)、
受賞したのは誰々のおかげ、とたくさんの人の名前を羅列する場面が
よくあるけど、本当に一人一人にそこまで感謝してるとはあまり思えない・・・。
もちろんそう思ってる人もいるとは思いますけど、
You are just saying it, but don't really mean it.ってたまに感じる。

まあ、とにかく、教会デビューがおわり、ホームステイの話しなんて
誰にも話しかけることなんてできずに、とりあえず帰ろうかな、って
思っていたら、後ろから、
"Hi, how are you?"って男の人の声がした。
振り返ったら、さっき話しをしていた牧師さんだった。

To Be Continued・・・・・

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2006年6月1日~6月11日のうれし事

また更新が遅れてしまった。。。自己嫌悪。

最近は山形出張いったら、講演会の講師を2,3回やったり、
という感じですね。人前で話すというのはやればやるほど
難しくなってくる。勉強不足やなあって話すたびに思う。
けど、逆に勉強になっているのでありがたい。

昨日、小島貴子さん、っていうキャリアカウンセラーになるのかな、
の人のセミナーをたまたま聞くチャンスがあった。
朝10時からのセミナーで、最初は1時間ほど聞いて、仕事戻る
つもりだったのが、話しが面白くてすごく今後の自分にとっても
参考になると思ったので、午後3時まで聞いてた。ほんまに
勉強になった、と同時に、自分の力の無さをまた感じたけど、
でも、プロってこういう人のことを言うんやなあ、って前向きな
いい刺激になった。早速アマゾンで小島さんの著書を2冊
注文した。早く届かんかなあ。
こんな感じでした!

達成の年も半分近く終わってる。今年もあと半分ちょっと。がんばろ!

2006年06月01日

アメリカ最初の親切①

留学、特に長期留学っていうのは本当に色んなことが起こります。
まあ、自分の場合も、例外なく色々あったわけですけど。
何にも問題なくスムーズに行く人っていうのはほとんどいないだろうし、
そうやって色々いい事も悪いことも経験することがものすごく大事
なんだと思います。

で、実はもう一つ苦労したことがあって、それは、
「英語を常に話せる環境を作る」ってことでした。
アメリカにいるから常に英語を話すでしょ、って思われがちですけど、
実は、これが結構難しい。

特に行った当初は英語ができないので、なかなかアメリカ人と話せない。
しかも、英語学校にいる間は特に、アメリカ人は周りにいないし、友達に
なれる機会があんまりない。で、日本人はどこに行ってもたくさんいるから、
日本語を話す機会のほうが多くなってしまう場合がある。
というような状況に陥るケースが結構おおいんですよね。
まあ、自分の場合は日本人とつるむことは、行った当初は特に
極力避けていたので、日本人同士でいる事っていうのはほとんど
なかったんですけど、ただ、アメリカ人と接する機会もそれと同じくらい
あんまりなかったですね。しかも結構シャイやったし、中々自分からは
話せなかったですねえ~。度胸がなかったんですかね。

で、ルームメートは自己主張のシリア人だったので、とにかくアメリカ人と
友達になりたい、アメリカ人と時間を過ごしたい、っていう思いがかなり
強かったですね。ホームステイをしたい、って英語学校の人に頼みに
いったんですけど、もともと人が少ない町なのに、そういう希望者は
他にもいっぱいいたので、半年待ち、って言われて、かなり焦ってましたね。
これはやばい、と・・・。焦燥感&脅迫観念的に駆られてましたね。

これは待っててもらちがあかないと思ったので、自分がとった行動はですね、
毎日学校が終わってから、町を歩いて、片っ端から、アメリカ人に声を
かけて、一緒に住ませてもらえませんか、って聞き始めました。
まあ、思い切った行動やったなあ、って今でも思うけど。英語もでけんし、
見ず知らずの人達やし。あっちも、かなり怪しむかもしれんし。
でもほんと毎日そんなことをやってました。散髪行ったときに、たまたま隣に
いた小学生にも聞いたくらいですから。でも、小学生とは仲良くなって、
そのお母さんともあって、事情を話したら、そうさせてあげたいけど、部屋が
ないからって断られはしたけど、かなりいい線いきましたね。

で、そんなことをしてたある日、自分の行動を知ってる友達から、
「教会へ行ってみたら?」って言われたんですね。
「へ?教会?そういうのとはかなり真逆のところにいるおれが?」
みたいな感じやったですけど、まあ、ものは試しに、と思い、
その週の日曜に、生まれて初めて、教会、っていうところに出かけることに
なりましたあ~。

ではでは、続きはまた今度。

To Be Continued・・・・

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2006年5月27日~5月31日までのうれし事

5月28日の日曜に、初めての本格的な説明会をやった!
初めてのわりにはまあまあ人は来たと思う。学校の先生からの
紹介とか、色々でした。しかも3人ほどに手伝ってもらって、
みんなには本当に本当に感謝ですねえ。この場を借りて、
改めてまじで感謝です!!!

で、翌日から出張で東京へ行き、以前参加した経済産業省管轄の
ドリームゲート以来お世話になってる方の紹介で、留学関係の
ビジネスをなさりたい、という別の方を紹介され、色々事業の話しとか
お互いの話しをしてきました。これもまたかなりのいい出会いに
なりそうで、末永くお付き合いさせてもらえそうな気がします。

まあ、こんな感じの週でしたね。いい感じやと思う。よし!