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「芸術」と「苦闘」と「情熱」 ~デデューの演技~

2007年3月24日(土) もうすぐ春な感じ! よし!!!

先日、世界水泳のシンクロの
個人フリーを見た。

正直シンクロは今までちゃんと見たことが
なかった。

というのも、採点の基準がよくわからんから。
何が良くて、何がそうじゃないかの判断基準を
知らないから、あまり興味がなかった。

でも、この間のフリーの決勝の
フランスのデデューの演技はしろうと目にも
凄かった。

何かシンクロを超えたものを見た。

細かい技術的なことは全然わかんない。
もしかしたらイシェンコのほうが
「演技」としては、完成していたのかも。

でも、イシェンコは、「演技」、だったから
負けたような気がした。

デデューは、演じてはいなかった。

あれが、彼女自身、だったと思う。

そして、彼女が追い求めている「芸術性」はもちろんのこと、
「情熱」に満ち溢れてた。

20世紀オペラ界の伝説となった
マリア・カラスの生涯が題材だった。

ギリシャ移民の2世としてニューヨーク5番街で
生まれ、歌に生き、恋に生きた彼女の生涯を
デデューは、おそらく、

ブランクを絶対に覆す、というもがきと闘志と、
ロシアの小娘ではなく、私がシンクロの真の女王だという自負心と、
シンクロは技術ではなく「芸術」だという信念と、
シンクロを超えた「何か」を観客に伝えようとする情熱と、

そんな全てのものを凝縮して、そして、
マリア・カラスではなく、「自分自身」を、
ビルジニー・デデュー自身を、
強烈に出し切ったのだと思う。

だから、みんな感動した。

久々に、本当に素晴らしい芸術を見た気がした。

こだわりと情熱と信念を持ってる人は
やはり何か超越したものを持っている、
と改めて感じた。

そんな感じでした~。

Au revoirっす。(今日はデデューにちなんでフランス風で。)

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今日のうれし事

プロ野球が開幕!

でも楽天は開幕戦負けちゃった。。。
でも、いい試合したと思う。
今後を期待させる内容では
あったと思う。

岩隈は今年はかなりやると思う。
目指せ最多勝!
まー君は絶対新人王をとらんとあかん。
おれがなにげに期待しているのは、
2年目の草野。
フルに出れば、それなりの結果を
残すはず。

そして、目指せ5位!

結構今年は期待大やああ~。

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