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こだわりのアメリカ留学ブログ ~最初の難関、最大の難関~

 
~このブログを通して伝えたい事~
私、 多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。

英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。

~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、 無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。



<1993年6月中ごろ> 


その年のサマースクールを始める上で、もう一つ超えなくては
ならないスケジュール上の問題があった。

卒業までに大嫌いな数学のクラスをあと2つ
取らなくてはあかんくって、
それが、Calculus(微分積分)とStatistics(統計学)だった。

通常の学期は4ヶ月以上とかなり長いから、
そんなに長く数学系のクラスと絶対に向き合って
いたくなかったので、上記の数学の2クラスは、
サマークラスにとって、集中的に終わらせようと
決めていた。

StatisticsはCalculusを取ってからじゃないと取れんかったから、
今年の夏はCalculusのクラスを取ることになった。

のだが。。。 そこで問題が。

NAUではその夏Calculusがオファーされてなくて、
そこから車で10分くらいの、近くのコミュニティカレッジ
で受けることになった。

そこまではええのやけど。

問題はその時間帯。

経済のクラスも、数学同様順番に取らんとあかんくて、
「2年分の単位を1年で取るぞ!計画」を実現するには、
次ぎの秋学期から経済の応用編のクラスを取らないと、
あかんかった。

で、その応用編の経済学の授業を取るためには、
この夏に基礎編を終わらせておかなくてはあかん。
ということで、ミクロ経済とマクロ経済の基礎を
それぞれ取ることにしたのだが、

そのミクロ経済の基礎のクラスが、
月曜から木曜の朝7時から9時30分までの2時間半。
で、近くのコミュニティカレッジでとる微分積分の
クラスが、月曜から金曜までの、朝9時から11時半まで。

9時半に終わる授業と、9時から始まる授業を、
しかも離れた別の大学で受ける。

普通では不可能な計画。ミッションインポッシブル、ですわ。
9時半に授業がおわって、猛ダッシュで、駐車場まで行って、
猛スピードで、コミュニティカレッジまでいっても、
どんなにがんばって早く着いても10時くらい。
授業は9時から始まってるから、毎日1時間近く遅刻することになる。

でも、これを何とかして、ポッシブルにしないと、
安モーテルで練りに練った「2年分の単位を1年で取るぞ!計画」が、
最初から頓挫してしまう。。。

で、そのコミュニティカレッジでCalculusを教えている教授に
会いに行って、事情を話した。

"I really need to take this class. But, I really need to take the Economics
class at NAU, too. Can I do this?"

その教授は、結構ええ人で、こんな普通ではありえない
わがままなおれのお願いを、
「私てきにはそれでもOK。もし、NAU側の教授がOKしてくれたら。」
と言ってくれた。

で、あとは、そのミクロ経済の基礎を教えてる教授に事情を
話して、OKもらうだけ。

ということで、その教授のところに会いに行って、
同じように事情を話したところ、

その教授は、今でも名前覚えてるんやけど、ブラウン先生、っていう
男の先生で、40か50代かな。かなりリベラルというか、自由人の
雰囲気をかもし出してる人で、ポニーテールとかしてたし。

おれのへたくそな英語聞きながら、なんか変わったやつが来たなあ、
的な顔をしつつ、話し聞いてくれた。
で、自由人ブラウン教授的に、そんなことはお安い御用だったようで、
即答でOKもらった。

この先生には、この後もいくつか授業を取ることになって、
結構お世話んなったなあ~。
元気かなあ、あの先生。

で、そんなこんなで、決まりましたよ、スケジュールが。

この夏の、このスケジュール決めと、そしてそれの実行が、
今考えると、最初の大きな難関やったと思う。

特に、時間がかぶってる授業を、しかも別の大学で取る様な
ことをしたのは、これが最初で最後やったから、かなり
きつかったなあ~。

これはアメリカやから許された事かもしれんけど、
このスケジュールを組んで、2人の教授にOKもらった時は、

「人間、一生懸命考えて、行動すれば、何事も何とかなるもんやなあ~。」

って、つくづく思った。

If there is a will, there is a way

の精神ですよ。

そして、ついに、授業が始まった。。。
いやあ~、これがまた大変やった。。。

To Be Continued・・・・・。


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2007年7月26日(木)のうれし事

先日の「Let's留学!」の収録風景。
真中の子が今回のゲスのあべいくみちゃん。
うちの生徒さんですけど。ちょー明るい元気な子。
もうすぐアメリカへ飛び立ちます~。
がんばれ!

いくみちゃん1

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