東国原英夫知事当選にみる「再チャレンジ」精神
2007年1月26日(金)
今、一種の「東旋風」が吹き荒れている。
言うまでもなく先の宮崎知事選で当選した、
タレントのそのまんま東さんのこと。
おそらく、立候補を決めたときは、ほとんどの人が
「なんで?」「あり得ない」「絶対無理」との思いを
持っていたはずだ。
自分も正直、出たときは、「まじで?」って思ったし、
全く応援してなかった。っていうか、お笑い好きの
おれとしては、芸人「そのまんま東」は嫌いやから。
離婚や浮気をネタに笑いをとってる感がかなり
あったから、嫌悪感的なものさえ持ってた。
でも、終わってみれば7万票もの大差をつけた
圧勝。開票後10分弱で「当確」がでるほどの、
大勝だった。しかも東大法学部出身の二人の
バリバリのエリート官僚を抑えての圧勝。
政党の推薦をもらいながら、ここまで負けるっていうのは、
まあ前知事の談合事件による不信任による選挙で、
政治家不信が県民にあったにせよ、候補者に
よっぽど魅力がなかったんやろなあ、とも思う。
で、その東国原知事。
率直に言って、きれいな人生歩んできたわけじゃないし、
そんなに短期間に人は変われるわけではないと思う。
「三つ子の魂百まで」って言葉のとおり、根本的・本質的な
部分はおそらく変わってないと思う。
でも、当選直後の目をみて、何となく、
少なくとも、
「この人、真剣に変わろうとしてるんやろなあ」
、
って感じた。
多分、県民もそれを感じたんやと思う。
この間も書いたけど、
日本は、「セカンドチャンス」、
が余りにも少ない国。
まあ安部さん的にいうと「再チャレンジ」やね。
受験も、結婚も、あるいは起業も。
1回失敗するとそれがずーっとついてまわる。
自分自身、高校受験失敗は今でも正直コンプレックスに
なってる。
ここが、アメリカと違うところ。
あの国のすごいところは、何回失敗しても、
何回でもチャンスがあるところ。
当選したばっかやし、政治的力量においては、
まったく未知数の東国原知事やけど、
少なくとも、以前に色々事件起こした人が、
県庁のトップの座に、県民から選ばれて就いた、という
事実は、色んな人に勇気を与えられるかもしれん。
っていうか、ぜひとも与えてほしい。
「人間、本気でやれば何でもできる!!!」
ってことを、日本全国に伝えていってほしい。
「再チャレンジ精神」を。
自分の、アメリカをはじめとした海外への留学事業の
根幹もこの理念にある。
一人でも多くの人に、
人はその気になれば多くのことをできる。
できるできないの境界線は、自分がどこまで
それを信じれるかどうか。
って思う。
みんなが元気になればええ。
ほんじゃまたです~。
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今日のうれし事
去年の手帳を何となく読み返してみた。
去年の今頃、どんなことしてて、
どんな人と会ってて、
どんなこと考えてたんかな、って。
一年前に比べると多少は前進してる、
ような気はする。
でも、ほんまにちょっとだけ。
済んでしまったことはほとんど
気にしないようにしてるけど、
前の手帳を見るのはちょっと面白い。
気付き、を与えられるかも。
でも、まだまだx100、って感じの
Fridayでした。
ではまた。